山都END「依存」を読了。
山都ENDっていうか山都バッドENDっぽかったです;
四章:3で「あまり詮索しないほうがいいよね」で山都ルートへ分岐し、そのまま…。
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紋白が隠れ家に来て仲間に加わる事はなく、
ただ紅百合を温室まで送り迎えするというだけの関係性。
「ずっとひとりでいると、どうしても気持ちが沈むっつーか。
だから、お前が来てくれるのは……有難い。」
と言われて、毎日のように温室へと通う紅百合だったが
ある日を境に緋影に監視されるようになってしまい暫く温室へ行けなくなってしまう。
孤独と罪の意識で山都はどんどん奈落へと引きずりこまれてしまう。
で、紅百合も山都を一人にしてしまった自分に罪を感じ、二人でどこまでも堕ちていった。
「アイ……俺を置いていかないでくれ。」
「……置いていかないよ。
私たち、ずっと一緒でしょ―――タクヤくん。」
山都が「確信が持てないから隠れ家に戻れない」って言ってたのは
緋影がカズヤじゃないという事を疑っていたからなのか。
タクヤは幼少期にアイがカズヤに大事なリボンを傷の手当に使った事を嫉妬し、
カズヤのリボンを緩めてしまった。
そのせいでカズヤ達はリボンを探しに館へ引き返して結果的に…。
だからタクヤは事故も、カズヤが昏睡状態なのも自分のせいだと思っているし、
紅百合と同じように10年間ずっと罪の意識を抱えて生きてきたらしい。。
その次はフローチャートを遡り、二章:2で鴉翅を選択。
誰が「いい人」か「悪い人」かなんてわからないと、
人を素直に信じすぎる紅百合に警告してきた。
鴉翅本人も隠れ家の仲間の事を誰も信用していないらしい。
・子供の頃(鴉翅) 二章~三章付近
→紅百合にとっては難しそうな本ばかりを読もうとしている鴉翅。
幼少期の鴉翅は体が弱くてしょっちゅう熱を出していたから学校をよく休んでいた。
だから友達ができなくて本ばかり読んでいたという。
・無防備な姿(鴉翅) 四章付近
→居間で居眠りしていた紅百合。
無防備な姿だったけどキスできなかった鴉翅。
紋白が言うには鴉翅は昔からアイの事が好きだったらしい。
三章:3で「どうしてここに来てしまったんだろう」で現実世界:1へと分岐。
ここからはアイの日常と明や拓也との再会~バスで事故に遭うまでの話だった。
明とは高校の入学式の日に再会し、翌朝から明がアイの家の前で待っていて
一緒に登校するようになったらしい。明はアイの1コ下。
明は再会したアイに積極的にアプローチをかけたり、何度も告白しているけど
過去に囚われているアイはそれらをさりげなくかわしていた。
けど明はアイの心の中にはナツキがいて、過去から前に進めていない事がわかっていた。
そんな中で別の進学校に通う拓也と10年ぶりに再会したアイ。
アイが明とのデートの日に拓也と明を再会させたらお互い嫌そうだった;
帰り道にアイと明は懐かしの公園へ。
「オレは……湊戸が好きだよ。
昔から、強くて前向きなキミに憧れてた。
あの事故があったからか、再会した時、キミは昔とはちょっと違ってたけど。
声も、話し方も、笑顔も全然変わってなくて……、
ますます好きになった。」
真剣な告白と、昔の自分じゃなくて今の自分を見て欲しいという明。
アイは事故の時から一歩も前へ踏み出せず、
思い出に逃げてばかりいた事を真正面から指摘されてしまった。
そして昏睡状態のカズヤとの再会。
アイは明を避けて毎日のようにカズヤの病室へと通うようになる。
拓也もアイと同じように過去に囚われている事もあり
二人の距離も近づいていくがその様子を見た明は怒っていた。
かなりギスギスしたシーンだったなぁ…。
「認めなよ、自分の弱さを。それから向き合いなよ。
湊戸はただ居心地のいい場所にいたいだけでしょ!」
それから明の提案によって、湖に行ってナツキを弔い、
そこからやり直す為にキャンプ場に行く事になったらしい。
現実世界END「序幕」読了。
山都が雨の日が嫌な理由は溺れているカズヤを思い出してしまうからだったんだね。。
蝶のヘアピンは明がアイにプレゼントしたものだったのか…。
ナツキから貰った欠片は「過去」を、明から貰ったヘアピンは「現在」を象徴している。
なんか現代世界の話を見ていたらアキの想いが報われて欲しいと思った。