剣が君 for V 君と生きる道を目指して(一二)

九十九丸の君・幸魂エンド&後日談を見ました。
九十九丸の身体については、四話の時点ですぐに「ああやっぱりね…」と思いました;
御前試合にて鈴懸と戦った際に重苦しい闇のような気を纏い、
その時だけ身体も成長した姿となった九十九丸。
天海に反魂呪の話を聞き、自分が一度死んでいる事を知った九十九丸は
かなりショックを受けていて「こんなのまるで化け物じゃないか!!」と言っていた。
その時、香夜はただ傍に寄り添っていることしか出来なかったけど、
九十九丸と二人で遠野まで旅をする意志の強さや、
常夜で三途の川を渡ろうとする九十九丸を必死にしがみついて止めたり、
九十九丸を守ろうとしてマレビト九十九丸に薙刀を持って対峙したりとかっこよかったです!
香夜はどのルートでも守られるだけじゃなくて、
自分なりに物事に立ち向かっていって好きな人のために戦おうとする姿勢がすごく好き。
九十九丸はお坊さんからも遠野からは出て行って欲しいと言われ、
こんないつマレビトに支配されるかもわからない身体で香夜の家には帰れないとも思い
自分には帰る場所がないんだと心が弱くなってしまったところをマレビトに支配されてたけど
常夜でのマレビト九十九丸との戦いはまさに「自分自身との戦い」って感じで力強く感じた。
途中までは九十九丸はマレビト九十九丸にダメージを負わせると自分も同じ痛みを感じるし
同じ場所から血も噴出すし痛々しい戦いだったけど、
香夜とともに生きたいという思いで
マレビト九十九丸に立ち向かったところは胸が熱くなった。
幸魂ならではなのかはわからないけどちゃんと現世に戻ってきて
しかも九十九丸の身体からはマレビトも消えており、心臓はちゃんと鼓動を刻み、
体温も血が巡り温かく、身体も歳相応に成長していた。
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やっぱ九十九丸の血色が悪く見えたのって冷たい身体だったからなんですね…。
花嫁行列のあと江戸で再会して、茶屋で一緒に働くことになり
二人で過ごす時間も増え、遠野へ二人で旅して、常夜へ行って…と
思い返すと色々なことがあり九十九丸と香夜は
二人でそれらを乗り越えてここまで歩んできたんだなあと思えるルートでした。
九十九丸の後章は心配になる出来事もあったがニマニマしちゃう場面もよくあった。
特に遠野への道中での”次に怪我した事を隠していたら一生「姫」って呼ぶ”
みたいなやりとりはヤバかったですよ…!
エンディングや続話でも始終笑顔でした(笑)
幸魂エンドではもう九十九丸は若旦那として香夜と茶屋で働いていた。
香夜父も大旦那と呼ばれていた…。
これかなり幸せなエンディングだよなあ。
九十九丸と香夜が茶屋の跡を継ぐって辺りも!
そして幸魂の続話は九十九丸と香夜が夫婦になる前の話。
これは結末の前の話だから後日談ではないか…。
けど九十九丸のプロポーズや、成長した九十九丸を見た時の
花嫁行列の時の他の5人の反応とかそのメンバーとの花見とか
凄く楽しめた続話でした。
九十九丸が一回死んでいるからこそ
爺さんと婆さんになっても…って言葉が響きますよ。。
九十九丸は見た目が成長してもやっぱり中身はいつもの九十九丸でかわいかった!!
君ルートでは御前試合は鈴懸戦のあと辞退して、
遠野の師匠に自分に何があったかを聞きにいく事を選んだけど
剣ルートではその辺りどうなるんだろう…。
マレビトの力を使ってでも御前試合に参加し続けるんだろうか…。
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そういえば、鼓と七重の結末は今回が一番残酷だったように思えます。
長七郎を庇って斬られた七重が反魂呪の儀式に失敗した際、
鼓に「山賊に乱暴されたから私は清らかじゃない」っていう風に言ってたから。
これはグサっときました。。

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