様々な苦しみ

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dアニメストアで「はだしのゲン」「はだしのゲン2」を観ました。
このアニメを観ただけでも原爆の恐ろしさが凄くよくわかりました。
広島に原爆が落とされた瞬間の描写、
そこからの地獄のように変わり果てた町や人、
たくさんの死体などが心に恐怖を植え付ける。
たくさんの命が失われても人を思いやる気持ちを忘れずに
逞しく生きていく様子も印象的だった。
火垂るの墓も悲しいし、切ないし、苦しい気持ちになるけどこれも結構キツい。
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「はだしのゲン2」は前作から3年後の話。
戦後の日本を逞しく生きるゲン達の物語。
浮浪児問題が中心の内容。前作の衝撃よりはマイルドだけど
実際あの時代を生きろと言われたらあまりにも辛すぎる。。
皆毎日を一生懸命生きているけど報われない事も多い。
おじいさんも新たな家に誘うシーン、火傷を舐めるシーン、
お母さんと一緒に内職するシーンが特に好きです。
両方とも劇場版アニメという事もあって内容は凝縮されていた。
ちなみに漫画のはだしのゲンは読んだ事ないです…。
この2作品を見た後はNHKの証言ライブラリーのヒバクシャの手紙を読んだ。
8月6日の8時15分からの地獄が生々しく綴られておりあまりにも惨すぎると思った。
今でも後遺症に苦しみ、家族や世間の事を思うと
自分が被爆者という事も打ち明けられずに苦しみ、、、

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