ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なので
ボスをソロ討伐しようと思います(2)
【著】香坂マト 【レーベル】電撃文庫 【初版発行日】2021/7/10
気付いたらコミカライズされていたり
もう6巻の予約受付が始まっていたりしたので積ん読崩し。
女の子主人公でRPG的世界観のラノベっていいですね。
んな事言ってスレイヤーズも途中で積んじゃってますが;
この2巻は1巻で魔神を倒してから一か月後の話らしい。
イフールの町で年に一度開催される百年祭。
受付嬢3年目のアリナは今年こそは憧れの百年祭を満喫しようとするが
そうは問屋が卸さないという…。
「神域スキルを得る事が出来る遺物」の噂により
百年祭の前に冒険者達が大挙する騒動が発生。
アリナの残業してるシーンが普通に可哀相だった。。
けどジェイドの助けもあり無事残業地獄を突破。
81頁のアリナの台詞好きだ。
「私は心の底から楽しみたいものは一人で楽しみたいの。
同行者に気を遣ったり合わせたりするのが嫌なの!
買い物とかも一人でするタイプなの!」
っていう…。
けどジェイドとアリナのやりとりも良かったです👍🏼
特に百年祭前の残業終わりの飲みと百年祭当日。
ジェイドと同じく「白銀の剣」に所属しているロウとルルリのやりとりも良かった。
今回はヒーラーのルルリの過去とトラウマにも触れていく内容だったけど
ロウも何か抱えていそうだったからそこんとこも気になるな…。
今回のボスは双子の魔神。
瀕死でも大切な人達を守ろうとするアリナの強い姿が
ルルリの心を動かすシーンとかウルっときた。。
終盤の死闘シーンはハラハラドキドキだったけどやっぱり気持ちが一番盛り上がる。
魔神出現に関係している黒衣の男っていうのも気になるな。
「魔神は殺した人間の数だけ神域スキルを得る」という事も判明したし
この先も魔神戦は毎回ドキドキするんだろうな…。
ジェイドの命懸けの戦いも胸を打つんだよね。
今回は沢山新キャラが登場したけどその中でも
一瞬で自信が砕かれた「元・白銀の剣」の大剣使いの少年シビルや
四代目四聖と今空席の【大賢者】の座とか、前の【大賢者】の事とか気になりました。
シビルそのうち復活するんじゃ…とか。
【大賢者】とシュラウドって関係あるの?とか。
(2022/12/8読了)