【読了】読む薬 読書こそ万能薬

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読む薬 読書こそ万能薬
【著】五十嵐良雄 【レーベル】アチーブメント出版 【初版発行日】2019/11/4
読書が人に与える良い影響について、
研究結果や論文等をもとに紹介されている本。
ノンフィクションよりフィクションの方が共感されやすく
しかも読後すぐよりも時間が経つとより行動に影響を与える。
文学小説とフィクションが共感力を高めるらしいです。
アルツハイマーになる確率が減る。本を読む人の方が長寿。
1日30分でも読書習慣のある人は全く読まない人よりも生存率が高い。
読書療法(ビブリオセラピー)という個別療法。
各国の読書療法の紹介。
2014年の調査によるとkindleを使って読書した人は
文庫本を読んだ人よりも作品の筋や作中の出来事が思い出しにくいらしい。
…という風に紙の本がいいという具体的な理由が書かれていた(128頁)
しかし「何を読めと」具体的に強制されてはいない。
むしろ読書習慣を身に付ける為の方法は生活に取り入れやすいよう
ハードル低くめに紹介されている(144頁の「一生ものの読書習慣を身につける方法」)
この本を読み通してみて
語彙力が高まる、共感性が高まる、脳に刺激を与える、ストレス軽減というところが
読書の主な効果なんだとわかった。
121頁に載っていたけどビデオゲームはストレスレベル21%低下、
読書はストレスレベル68%の低下っていうところが驚きだった。
そんなに差があるのか!
(2021/10/15読了)

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