【読了】チェイサーゲーム(1)~(7)

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チェイサーゲーム(1)~(7)(Kindle版)
【原作】松山洋 【漫画】松島幸太朗 【レーベル】ファミ通.com
ゲーム業界を舞台としたお仕事漫画。
主人公はゲーム開発会社サイバーコネクトツー入社9年目の「新堂龍也」。
彼がシニアに昇進するところから物語が始まった。
サイバーコネクトツーといえば「.hack」ですよ!!(私の中では)
今だと「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」の制作会社と言った方がわかりやすいだろうか?
松山さんは.hackのぴろしのイメージがあったので
この漫画ではああいうキャラで登場した事にドキっとした。
社長としてその場に緊張感を与えてくれるスパイスになっていたと思う。
現場の人間が原作を手掛けている
ゲーム開発会社が舞台の漫画なんて面白そうなので
読み始める前の期待値が高かったです。
実際に読んでみたらその期待を裏切らない面白さでした。
数日かけて一気に読みましたよ。
気になっていた漫画だったので6巻までKindle Unlimitedで読み放題だったのがありがたかった。
丁度6巻まで読み終わった次の日に最終巻である7巻が発売されたので
そのままこの物語の結末を見届ける事が出来ました。
ゲーム業界に興味ある人は特に一読すべき漫画だと思います。
これはコメディとかギャグものではなく
情熱を持って仕事に取り組んでいる姿勢や
それぞれの信念、問題にぶつかった時の対処、
チームプレイとは何たるか…等々真面目に描かれています。
その辺は読んでいて違う業種でも参考になる部分はあると思います。
ザラキの話もキツかったが結末に救われたので
事件や災害による自主規制での修正の話の方が特に絶望的に思えた。
更木の話のお金絡みの事件が全て実話だっていうところも驚き。
もっと早くこの漫画を読んでいたら昨日まで普通に働いていた筈の同僚が
急にいなくなった理由もすぐに察しがついただろう;
「ゲーム制作はチーム制作
 大切なのはコミュニケーションだ
 みんなで一本のゲームソフトを作るんだよ!」

1巻での穴井さんのこの一言。
これが1巻から7巻通しても重要な言葉となっていました。
サブタイトルがゲームのタイトルという小ネタも良かったです。
「半熟英雄」「ラストリコード」「ヴェインドリーム」「空の軌跡」等々。
(2022/1/18読了)

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