今回はフェイルートの「明前終節」「春前終節」を迎えたところまで。
正直どれがハッピーエンドって言っていいかわからないんだけど
「春前終節」がフェイルートでは一番ハッピーエンドなのかな?
どれもフェイとナーヤが幸せになっているとは言えないからなあ。。
『フェイとナーヤが』っていうと「雨前終節」とも言えるかもしれない。
私の場合はまだ二角獣ルートが残っているけど
フェイルート、最後に持ってくるには切な過ぎないか??
なんで幼馴染キャラが最後に解放?とは思ってたけど。
あと、攻略キャラ同士が絡む事がほんのわずか過ぎた。
(フェイ&ルヲ、青凛&燕來はともかく)
この辺の要素は各種特典のドラマCDで補うしかないのか?
※ネタバレを含むプレイメモです。
話を理解する為に色々書いたやつをそのままにしてあるのでご注意を。
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【第七節 古ノ天命】
気付けば孔雀とフエンの雪月花王朝時代の話になっていた。
天市真君があの白狼族を作った仙虹の白君!?
なんで燕緋には顔グラがないのだろう…。
燕粋に似ているらしいけど。
孔雀が蛍聲から授かった子供も男女の双子だった。
サマヤとキエネラ。
麗穹ってフエンの弟子だったのか…。
孔雀はフエンの密かに恋心を抱いていた。
雲曜は麗穹のフエンへの想いを利用して双子の命を奪おうとした。
麗穹が封域にフエンをおびき寄せている間に。
弟子が裏切った事に静かに怒るフエン。
フエンは麗穹を破門した
雲曜は破門された麗穹を利用し「龍珠」で蛍聲の「爪」の力を奪い
今の王朝を終わらせる事を企てた。
この辺の話は前に聞いた事あるけどついにその場面を実際に見る時が来るとは。
胡家襲撃の際、
サマヤとキエネラは燕緋とともに王宮を出た。
そして序節の場面へ。
実際に見ていると月下ノ国に伝えられている胡雲曜の作り話は悪質過ぎる。
マツリカ村の御神木は元は蛍聲の身体だったのか。これが「殻」…。
この時に「瞳」と「聲」の炯眼は孔雀に託された。
雲曜が月下ノ国を作った後も胡家による残党狩りが続いた。
この時の意見の食い違いで燕緋率いる一部の胡家に復讐を誓う者達が月下ノ国へ。
火貿易は情報のやり取りの為に始まったのか。
孔雀は子供の頃からずっとフエンに許されない恋心を抱いていた。
フエンは孔雀を失った時に自分の本心に気付いた。
互いに想いを伝えられないまま離れ離れになった二人は
999年経ちようやく再会した。
【第八節 幾千の花が咲いて枯れた果てに】
孔雀の炯眼はサマヤとキエネラに受け継がれた。
だから白君は999年の期限付きで炯眼を守る為の白狼族を作ったのか!!と合点がいった。
全部繋がっていくとヤバイ。泣ける。。
孔雀(ナーヤ)を取り戻す為に作られたものが多くて…。
フエンは愛する孔雀の霊体を守り、再び生まれ変わらせる為に禁術を使った。
その際にフエンは亡くなり、その代わりにフエンの霊体から分かれた赤子が遺された。
その赤子が村の族長となりフエンの残した使命によって村の結界を守り続けていく。
そして孔雀が蘇る時、フエンは全ての霊体を取り戻し尸解仙となった。
「戸惑う」
それから二人は飛迅馬に乗って王都へ。
珊瑚茶館で食事をしている時もフエンの顔でフェイの癖が出ているのが切なかった。
フエンがフェイの肉体を使って蘇っているのを知った時も。
今のナーヤが燕粋を見たら懐かしいと思うのかが気になる。
ナーヤはフエンの事を知る為にフエンと共に旅を始めた。
麗穹が目の前に現れても二人とも眼中になかったのか記憶にすら残ってなかったのが哀れ。
「彼はフェイではない…」
【明前終節 悲歎と忿蒁と涕涙を、この手で覆い隠していく】
フエンとナーヤが身体を重ねた後、
ナーヤが自分の事をなんと呼びたいか尋ねたら彼は「孔雀」と呼んだ。
ナーヤが孔雀と呼ばれる度にナーヤである事を失っていく。
ナーヤとしての記憶も曖昧になり孔雀に心が塗りつぶされていく。
フエンと孔雀は四聖獣を率いて玉座を取り戻した。
そこに蛍聲の姿はなかったけど。。
フエンが作った仙丹を飲み、仙虹のように永遠に生きていく。
色んな意味で罪深さを感じるエンディングだった。
この調子でまともな政が出来るんだろうかって思う程、性欲に溺れてない??
【第九節 私は今、君を知る】
フエンが「ナーヤ」と呼んだ先の話。
翌朝、ナーヤが落ち着くと思ってフェイの着ていた服に似た服装に身を包んでいた。
その後も二人の旅は続く。
フエンとナーヤは婚礼ノ儀をする為、フエン廟へ。
儀式の内容はマツリカ村と同じだった。
その後は祝宴をしに王都へ。
フエンの羽振りが良いおかげか商人達に祝福された。
そして今度は雪月花国の石碑を探していた。
そこで鱗を発見したところで玄清が現れ、二度も仙虹の掟を破ったフエンを咎めた。
フエンは襲ってきた玄清を瞑芯山もろとも吹き飛ばした事で
「思い出も簡単に吹き飛ばしてしまえるんだ」「フェイと価値観が違いすぎる」
という悲しい気持ちになり涙を流すナーヤ。
しばらく口も聞いてくれなくなったナーヤに対してフエンは困っていたが
素直に何が悪かったのかわからないと聞いた事で
ナーヤから何故悲しかったのかを知り、二度としないと約束した。
所変わって玄清は燕來に接触し、最後の鱗を渡して蛍聲の復活を促していた。
もう前の景星節から一年経つのか…。
フエンもマツリカ村に行きたそうだったので戻る事に。
マツリカ村が近づくにつれて様子がおかしくなっていくナーヤ。
フエンは何かを感じたのかマツリカ村から離れようとする。
蛍聲が孔雀を呼んでいる。
そしてついに蛍聲は直接孔雀に語り掛けてきた。
【春前終節 君を失うくらいなら、私は私でなくていい】
蛍聲が孔雀と何度も呼び、ナーヤは自分がナーヤであった事を忘れてしまう。
蛍聲は孔雀を自分のもとへ連れて行こうとしていた。
フエンが必死にナーヤの名前を呼んでも、蛍に阻まれて手も届かない。
フエンも彼女を取り戻す為にナーヤを選ぶか孔雀を選ぶかという選択に迫られた。
しかし愛したナーヤを守る為にナーヤの中から孔雀を消した。
ナーヤから孔雀を消せば雪月花王朝の頃の思い出も失い
再会したフエンとの思い出も失うけれどそれでもナーヤを守れれば良かった。
フエンがナーヤに「フェイ」と呼ばれて頷いた時に
フエンもフェイとしてナーヤの傍にいる事を選んだんだなって思った。
途中まではフェイの事が恋しいなくらいに思ってたんだけど
今、こうなるとなんか切ないなあと思う。。
フエンと再会してからの旅路や婚礼ノ儀、新たな思い出も失うっていうのが寂しいくらいに
プレイヤーがフエンと過ごした時間も長かったよね。
後日談は無く、「マツリカの炯」の〆という感じでフェイルートは終わった。
本当の最後にフェイルートをやるべきだった感じがする;
二角獣ルートを先にやるべきだったかーー!!orz
タイトルでのフエンの言葉を聞いているとあの後は
マツリカ村に戻ってフェイとナーヤとして暮らすみたいだ。
今思えば麗穹って破門された仙虹見習いで
ただ不老不死なのは蛍聲の血を浴びたからってだけで
九卦読むのが優れているだけで仙虹でも何でもなかったんじゃん…。
しかもフエンと孔雀の記憶にすら残ってないし。。
グスネラとチイカが結ばれたのもフエンが仕組んだ事みたいだけど
こちらも今思えば炯眼持ち同士だったから更に惹かれあう気持ちも強かったんだろうね。