今回は燕來ルートの「春前終節」「雨前終節」を迎えたところまで。
燕來ルートの「春前終節」は他のルートも通して
これ以上のハッピーエンドがあるのか?って思うくらい綺麗なエンディングでした。
そして燕來ルートは恐らく今までプレイした乙女ゲームの中で
一番主人公と攻略キャラが身体を重ねてる回数が多いと思います。びっくり!
一番攻略したかった燕來のルートが終わり、残るはフェイと二角獣です。
※ネタバレを含むプレイメモです。
話を理解する為に色々書いたやつをそのままにしてあるのでご注意を。
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【第九節 たぐいまれな完璧を喰い散らして】
ナーヤが目を覚ますと騒ぎになっていた。
燕來が誰にも告げず馬と共に姿を消したらしい。
暫くしても燕來の行方がわからず、部下たちは混乱し
ナーヤへの監視の目も薄くなったところで
ナーヤは天幕から逃げ出し、燕來を探しに行く事にした。
燕來は蛍聲の鱗を探していた。
自我を失う前に蛍聲を復活させ、炯眼を返す為に。
なんとか燕來に追いついたナーヤだったが彼はナーヤを遠ざけるような厳しい言葉を浴びせた。
しかしナーヤは彼の本心を聞き、共にいる事を選ぶ。
まさか夜の山の中でおっぱじめてしまうとは…。
これでいいんだろうか…。
けど行為によって二人ともだいぶ気持ちが落ち着いたようだからこれで良かったのか。
二人で蛍聲が舞を捧げる娘達を見守っていた夢を見て、
その後は二人で夢で見た舞を舞う。
なんか二人がまさにリンクしたような感じがした。
「瞳」の炯眼で最後の鱗の場所を探し出し、そこが次の目的地となった。
雪月花国の宮廷跡地を目指す。
炯眼を使うとまた合気しないと治まらなくなるようなのが大変だ…。
そしてその後は二人で雪月花王朝時代の夢を見る。
旅の途中、湖が干上がり、徐々に不吉さを感じ始める。
今までのルートの中で一番合気をしていると思われる燕來ルート。
しかしナーヤとしては炯眼の副作用によるものでそこに愛が無いと思っているのが悲しかった。
けど明前終節の時点でナーヤと生きたいと燕來は願っていたからちゃんと愛情はあると思いたい。
道中、青凛の成人ノ儀の夜に王が亡くなり、青凛も行方不明になったという事を知った。
ああ…これで最終的に五聖獣を揃えるのかな…。
そうなる前に四凶が復活してしまったが。
鱗まであともう少しというところで饕餮に襲われる。
圧倒的な力に太刀打ちする為に二度使った「爪」の力は燕來に大きな負担を与えた。
最後の鱗が揃い、蛍に導かれ蛍蛇に乗って地下水脈から玖家地下へ。
【春前終節 手を繋ぎ、目を瞑り、共に雪月花の夢を見る】
儀式の前に一人で背負いすぎる燕來に対して
ナーヤが想いを告げた事で燕來のナーヤへの想いも知り二人の心は通じ合った。
「……炯眼を失っても。
蛍聲を取り戻したとしても、
お前と……一緒にいたいと願っていた
理由がなくなっても……
お前を、手放したくなかった。
……理由を失うことが恐ろしかった
お前が……傍にいないのは、もう嫌だ
私は、お前を愛している――」
そして二人の舞によって蛍聲は復活し、炯眼を還す事が出来た。
燕來の言葉を聞いた蛍聲の呼び声に四聖獣が応える。
五聖獣と四凶の戦いは圧倒的な力の差で五聖獣が勝った。
応龍と燕來の再会も少し感動しました。
五聖獣に新たな王として認められた燕來。
新たな雪月花国の時代がやってきた。
皆に祝福される二人の姿も見ていて嬉しくなりますね。
身分を捨てて幸せを選んだ明前終節の結末とは違ってこちらは玖家の悲願も叶えて、
今まで積み上げてきたものを手放さず乗り越えて掴んだ幸せだった。
【雨前終節 償えぬ業火】
地下水脈を通って玖家屋敷地下にたどりつき今まで蛍聲を裏切るような事をしてきた事を
考えつつも儀式をしようとするところから分岐。
ナーヤから言い出すのではなく燕來から「お前も舞えるか?」と聞いてきた。
春前終節の時とは違い、お互いの気持ちを確かめないまま舞う。
お互いに気持ちが通い合ってない為、うまく舞えない。
痺れを切らした燕來がナーヤの感覚を麻痺させた後、二つの炯眼を抉り、それを両手に舞った。
そして舞を成功させ、新たな王として君臨した。自らを女王と偽って。
蛍聲しか従わなかったので王都のある範囲までしか加護を得られていない。
両目を失ったナーヤを生かして近くに置いているのが残酷だった。
光を奪って自分にだけ依存させているのは燕來がナーヤに依存してる感じもある。
タイトルに戻った時の言葉を聞くとナーヤの目を奪った罪を嘆いて苦しんでいた。
なんで寝る前にこのエンディングを見てしまったのかorz
燕來は舞がうまくいかなくて相当焦ってたんだろうな。
長旅に加えて饕餮との戦いで体力、気力ともにだいぶ消耗してただろうし。
しかもナーヤが自分をどう思っているかという事に対しても自信が無さそうだったし。
色んな理由で余裕が無さすぎて短絡的にいつもの玖家のやり方を選んでしまったんだろうな。
燕來とナーヤのここまでの道のり(宮廷の頃も含めて)を考えると
あまりにもバッドエンディング過ぎて引きずっちゃうわorz