八周目終了。九段エンディングを迎えました。
プレイ時間は約5時間半。
このルートやるまではルート的には虎のが一番好きだったんですが、
個人的には九段ルートが一番好きかもしれません。
九段の事も遙か6をプレイする前はここまで好きになるとは思わなかったなあ…。
他のルートよりも千代にもスポットが当たっていて、
ずっと気になっていた梓のおばあちゃんの正体も
最後の最後で九段宛ての手紙で明らかになったしスッキリしました!
スッキリしたっていうか感動ものって感じかな…。
梓と千代はずっと互いを思いやって仲良く生きてきたっていうことでもあるし。
そういう意味でも一番最後にふさわしい物語でした。
神子が降臨する前に帝都が滅びないように、
京都から帝都に出てきて参謀総長にかけあって
精鋭分隊を設立したのも九段だったりと意外に行動的な人だったんだなあと知った。
そして星の一族としての使命を全うするためだけに生きてきた人。
どんなに自分が辛くてもそんな顔をせず優しいところにも梓は惹かれていき、
恋心を知らなかった九段も友情の平手打ちや千代との仲直りの一件、
九段と辛さを分かち合って流した梓を見たり、梓と喜びを分かち合ったりと
色々な出来事を経て、梓に恋心を抱くようになっていく…という
梓と九段の惹かれあっていく様子も良かったです。
最初の頃は、
「あまたの小説には美しい友情や恋が描かれているが
そんなもの、書の中だけでいい
我の望みは、神子を… 帝都を守ることだけだ」
と、使命のためなら自分の友情や人間関係なんて二の次って感じだったからこそ
終章のタイトルが「我ノ物語」ってところとかグッときましたよ。
最後は九段も己の使命を終え、星の一族の力も失い、
梓とともに元の世界へ帰りました。
恋人の祖母としての幼馴染との再会ってなかなか奇抜ですが
軍邸での梓、千代、九段の穏やかで楽しい時間を思い返すと嬉しいエンディングですよ。
千代は梓と同じ世界の、梓が生まれる前の時間軸に飛ばされて
梓の祖母になったらしい。
相思相愛だった進さんとも結ばれたようで良かったけど、
千代の世界にいた進さんとは別人だろうしまた新たに出会い直したのかなぁ?
そのあたりはよくわからないけど…。
この辺り見ると時空を超えてだけど二人で報告出来て良かったね、と思う。
あと、九段がかわいくてしょうがなかった!!
拗ねたり、怒ったり子供っぽいところもあるし、
周囲から見てすぐわかるほど梓に懐いていたり、
嘘をつくのがとても下手だったり、食い意地はってたり…。
天然なところもあるけど、すごく頼りになるし、結構行動的というギャップもありで…、
…うん、充実した八周目だった。
っていうか、九段って20歳超えてると勝手に思っていたんですが
まだ19歳だったんですね…。
八周目まで来てやっと強力な怨霊全部と黒麒麟倒せました。
あとはノーマルエンドを見て終わりにしようかなと思っています。
ついに八葉の札が揃う時がくるのか…胸熱。