カケラの世界のプロローグを読了しました。
両親の事故死を皮切りに理不尽な不幸が田無美代子に降りかかる話。
命を救ってくれた祖父一二三の研究を引き継いで
雛見沢症候群の研究が認められるように出来る限りの努力を重ねていく。
「絶対」の意志を持って神に立ち向かおうとする、それどころか自らが神になろうとする。
そして雛見沢症候群の研究が認められる事によって祖父の名を蘇らせようとする。
祖父は研究が認められず孤独に研究を続けていたが
三四は大きい後ろ盾を付け、たくさんの協力者も得た。
それもすべて彼女の努力の賜物。
「私は神の域を超えるのだ。
神の気まぐれなどに負けない存在に!」
鷹野三四の強固な意志を知った上で彼女と戦う事を決意した羽入。
運命の十円玉の演出は凄かったです。
彼女の運命を変えた十円玉を宣戦布告と共に神に返そうとしたら
賽銭箱に入らないっていうやつ。
なんで祖父の研究を結実させる事が大虐殺に繋がるんだろう?と思っていましたが
三四は神への復讐の為に終末作戦を実行したんだろうなぁと思った。
そして次はカケラ紡ぎへ。
最大の目的は『私』にとって理想である昭和58年6月を作り上げる事。
カケラを集めて、結び、鷹野の強固な意志に立ち向かえ!
奇跡を起こす全員の中に『あなた』も含まれているっていうのが良いですね。
私がカケラを紡がずにここで立ち止まってしまったら
鬼隠し編~皆殺し編だけで行き止まりになり、この世界は死んでしまう。
この一連の事件で多くの人物が亡くなり未来を奪われた事を考えると
どんな理由があっても三四の計画を成功させてはいけないと思える。
実は解々し編をやるのが億劫だった時に
とにかく早く先を知りたくてオヤシロショックで
カケラの世界の物語を全て解放してしまったんですよorz
こういう事になるんなら余計な事をするんじゃなかった。
しかも結局順番通りにプレイしたから意味ないし。
まだカケラを覗いている最中ですが先に気になっている言祝し編を読もうかなと考え中。