正直言うとステヒコかステキチか忘れていた

かぐや姫の物語を観に行ってきました。
(↓ ネタバレが含まれています )
まあ最後まで観た後の気持ちとしては「うーん…」という感じでした。
かぐや姫のストーリーという事で興味もあったし、
かぐや姫の罪と罰というフレーズが気になっていたので
以前から楽しみにしていた映画だったんですけど「罪と罰」が
そこまではっきりしていたわけでもなく
物語はかぐや姫の物語をなぞらえているので
オリジナルをあまり崩す事もなく特に奇抜な展開もあるわけでもなく
ほとんど知っているかぐや姫の話そのまんまでした。
個人的な考えとしては、この作品でのかぐや姫の罪とは
月では禁断(?)の地とされていた地球に憧れてしまった事で、
罰は第二の故郷である地球との別れだと思っています。
(地球にある自然、獣、かぐや姫を育ててくれた翁や嫗、
 幼い頃に一緒に野山をかけめぐったステマルなどとの別れ)
この映画はストーリーよりもアニメーションに注目するべき作品なのかなあ。
かぐや姫の命名パーティーみたいなのでかぐや姫が屋敷を飛び出して行くシーンは
鬼気迫るものがあるというか迫力があって凄かったです。
あと、序盤の山の中の自然の描かれ方が良かったなーと思いました。
終盤でのステマルの山の中でのかぐや姫と野山を飛び回る妄想は
ステマルが妻子持ちなのが気になってしまい微妙な気持ちになりました。

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