珈琲の世界史
【著】旦部幸博 【レーベル】講談社現代新書 【初版発行日】2017/10/20
ペルソナ5を始める → あつ森で喫茶店のアップデート入る
っていう流れでコーヒーに興味を持って購入したんだけど
驚く程内容が頭に入ってこなかったorz
味とか種類の事ではなくコーヒーが今に至るまでの歴史についての内容ですからね…。
世界史の授業の時とか船漕いでたしなあ;
それでも何週間かかけて読破しました。
長い歴史を乗り越えて、コーヒーが今ここにあるって思うと感慨深いですね。
しかもずっと順調にコーヒーの存在が続いてきたっていうわけでもなく
禁止令、貿易、病気、環境等々…
存在を脅かされるような様々な危機を乗り越えてきているじゃないですか。
一冊読み通してその凄さは伝わってきました。
あと、この本で特に印象に残った箇所を↓に記しました。
105頁に載っていたチコリや大麦などから作る代用コーヒー。
「ドイツのコーヒーといえば代用コーヒーを意味する事になった」って何?
と思って調べてみたら「Caro」という
穀物を原料としたコーヒー風味の飲料があるんですね。
初めて知ったしちょっと飲んでみたくなった。
調べる前はビールの事を指しているのかと思いました。
142頁の「中傷型広告」の話で
科学的根拠もなく「コーヒーとカフェインは神経症の原因」と
健康に悪いような言い方でネガティブキャンペーンを行ったくだりがあったけど
実際に私もそういう認識でいたので「科学的根拠なかったんだ」と驚きでした。
コーヒーでなくても採りすぎは体に良くないってだけの話。
196頁の「カフェー」は水商売っていうのも初めて知りました。
知らない事っていっぱいあるんだな。
(2021/11/24読了)